第29回「イベントを活用してうまくなるとは」「保護者にご家庭で協力をいただくには」

イベント ベヒシュタイン レッスン

今回の講座は、
「イベントを活用してうまくなるとは」
「保護者にご家庭で協力をいただくには」
出席した先生に感想を聞きました。

・・・

今日の講座はレッスンやイベントに潜む危険な落とし穴に目を向けた、いつもとは少し違った視点でのお話していただきました。

講座を通して感じたのは、
目の前のことにとらわれ本質を見失っていないかを見つめ直し、講師自身が軸をしっかりと持って、先を見据えたレッスンをしていかなければならないということ、
そして、生徒さんだけでなく保護者へアプローチについても考えていかなければならないということです。

青い鳥音楽教室では、3つのイベントを通して成長することを目標に取り組んでいます。では、合格や賞をもらえることが「うまくなる」ことなのでしょうか。
イベントで燃え尽きたり、親子での温度差が生じてしまったりして、ピアノが嫌になってしまっては本末転倒です。
人前で演奏することや目標をもって取り組むことはとても大事なことですが、
「イベントに参加するために頑張る」のではなく、
「様々な力を育てるためにイベントを活用する」ということを再確認し、生徒さんや保護者へも伝えていかなければならないと思いました。
そこに合格や入賞がプラスとなり、意欲の向上や良い楽器への見直しに繋がって、更に上達への一歩となれば良いと思います。

また、ピアノのレッスンは、先生の指導、生徒さん自身の頑張りはもちろんのこと、保護者の存在も大きく関わってきます。
保護者にレッスンに入ってもらったり、時には1歩外から見守っていただいたり、
また生徒さんだけでなく保護者への具体的な声かけをしたり等、
保護者へのアプローチについても改めて考えていかなければならないと思いました。

我々講師にとっても日々のレッスンは課題の連続です。これからも努力を怠らず、研究を重ねていきたいと思います。

ピアノ講師
木原穂香

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