ピアノの音量にお悩みの方には、
“消音ピアノユニット”をおすすめします。

近年、集合住宅・マンションなどに住まう方が増え、隣近所に対する“音”の問題を考える時代になりました。
そのため気軽に思い切りピアノを弾くことが難しくなりつつあります。

□ せっかくピアノがあるのに、近所に気兼ねして・・・
□ 病人や受験生などがいて、家の中でも静かに心がけているご家庭・・・
□ 実家のピアノを動かしたいが、マンションだし、音の問題が・・・
□ 小学校高学年や中高生になって、夜しか弾けず練習が困難・・・

そんな方に、“消音ピアノユニット”をおすすめします。

消音ピアノユニットの仕組み

消音ピアノは、弦を叩く部分(ハンマー)を弦にあたる直前にバーで止め、その打弦を光センサーで読み取り、音を出すしくみになっています。そのためデジタルピアノとは違い、本物のピアノタッチを得る事ができます。

ピアノタッチについて

生のピアノと比べると、ごくわずかにタッチ感が変わるのはやむを得ないのですが、コルグはタッチ感を、より本物に近づけるため、他社とは異なるキーセンサーを搭載し、タッチの変化を最小限に抑えることを実現しました。

従来のキーセンサー
鍵盤下面のアクチュエーターの運動により、打鍵を読み取り電子音源に伝えます。
従来のキーセンサー



これからのキーセンサー
鍵盤裏の発光シートにより打鍵を読み取る「完全非接触式」の新しい光センサーを採用しています。これにより打鍵時の微妙なニュアンスまで忠実に読み取り、タッチも良くなります。
従来のキーセンサー

他社の消音ユニットの消音バーは『スライド式』なのに対し、コルグ消音ユニットは『回転軸』を使用し、スライド式のものに比べ、レットオフをより近づけることが可能になったので、生のピアノにより近いタッチ感を得られます。 レットオフとは、鍵盤をゆっくり押さえた時に、ハンマーが最も弦に接近する距離のことで、タッチの変化で最も大きな要因になる調整作業です。

消音バーとレットオフ

このレットオフを含め、消音ユニットのセンサーは大変繊細なもので、ピアノタッチを揃える整調作業がきちんとできていないと、音量にバラつきがでたり、発音不良になったり不具合が発生したりするため、その機能を十分に発揮するためには、ピアノ本体の調整技術と、正確な取付技術を併せ持った、技術者による作業が不可欠なのです。

お客様の大切なピアノだからこそ、信頼できる取付技術者の選択が最も重要です。 取り付け

専門の取り付けのみに発行されるメーカー保証

消音ユニットの品質が決定するのは、ユニットの工場出荷時ではなく、『取付認定技術者によって取り付けされた時に初めて決定』するので、取り付け技術者の報告書をメーカーが確認してから保証書が発行され郵送でお客様宅に届きます。
コルグ消音ユニットは、『認定店』で発売され、かつ『認定技術者』によって取り付けが行われなかった場合は、メーカー保証書が発行されませんのでご注意ください。