9月13日から2日間にわたって、オーストリアでコレペティトゥア、
グラーツ芸術大学専任講師をなさっている長田陽介先生による
ドイツ歌曲の特別レッスンがありました🇩🇪🇦🇹
「歌う」ことが、ピアノをはじめ
全ての楽器演奏の基本になるということを体感することができ、
ピアノを学ぶ生徒さん、ピアノを教える先生方にとっても、
とてもためになるレッスンでした!
たとえば、
●発音や意味、そしてどこまでが一言、一文なのか?といった「 “言葉” への意識」
●鍵盤と鍵盤の間にある音程までもを感じとるということ
●人の声で歌えないテンポは不自然であるということへの気づき
などなど…
これらの感覚があるかないかで、楽器の演奏がガラリと変わるということを、
「母国語でない歌」を歌うからこそ、より強く体感することができた機会でした♪
また、レッスンの中では、長田先生の敬愛するピアニスト、
アンドラーシュ・シフの言葉や逸話もたくさん飛び出し、
シフの歌や言葉に対する美意識も垣間見ることができました!