ヴァイオリンは美しい音を出すのが難しい楽器です。美しい音を出すためには最初に学習する基本の姿勢・構え方・弓の持ち方がとても大切です。それができなければ美しい音を鳴らすことができません。
そこで私は構え方・弓の持ち方・ボーイングなどの基礎を徹底させたレッスンを行うようにしています。曲の指導の際は必ず最初にソルフェージュをしています。きれいに歌えるようになることがヴァイオリンの上達にもつながります。楽器を置いて、楽譜を観察することも新たな発見があります。色々な視点から音楽を眺められるレッスンを心がけています。
井上 麻理子(ヴァイオリン)
演奏に必要な技術はもちろん、
音を楽しむレッスンを目指しています。
経歴・出身大学
高松第一高校 音楽科、同志社女子大学 学芸部演奏専攻卒業
目指す講師像
大学でご指導いただいた先生を尊敬しています。楽曲の時代背景や作曲家の特徴やテクニックだけでなく音楽を深く理解することの大切さを教えていただきました。
私の演奏を聞いて悩みがあったり落ち込んでいることに気付いて下さることもありました。今日はどんな事を教えていただけるのかと、レッスンを心待ちにしていた記憶があります。私も演奏に必要な技術だけではなく、音を楽しむレッスンを目指しています。
講師という仕事をして感じたこと
ヴァイオリンは決して簡単な楽器ではありません。一度習ったことでも忘れてしまったり分からなくなってしまった時にそのまま放置してしまうともっと分からないことが増えていきます。そういう時に質問しやすく相談しやすい講師でなくてはならない、生徒さんに近い講師でなくてはならないと感じています。